地図は、作った人間の分だけしか信用できません。ですから、誰が作っているのか、その手つきがどこから来たのかを書いておきます。
KUON GEO の測位は、弟子入りから始まりました。株式会社ジオセンス(兵庫県三木市・2006年設立)代表取締役社長の小林一英氏に、GPSとC言語を教わりました。座学ではなく、測量システムを何年も作ってきた人の手つきをそのまま見せてもらう形でした。
ジオセンスは u-blox の ZED-F9P を使った GNSS 受信ボード F9PX1 を作り、みちびきのCLASに対応した受信ボードも出しています。この地図の作法は、その機械の上で覚えたものです。
弟子入りで受け取ったのは公式ではありません。作法です。Float を cm と偽らない。carrSoln はそのまま出す。基線長とアンテナと空の見え方を書く。Fix が入らないときは入らないと書く。このサイトのどのページもその規則で書いていて、それは先生から来ています。
KUON GEO が出しているのは、レーザー測距の標高、探査車の測器が記録した温度、キャスタが自分で公開している基準局の名簿です。生成したもの、超解像で作ったもの、欠測を埋めたものは一つもありません。
これは謙遜ではありません。細部をこっそり作る地図は、地図が無いよりも悪いのです。どこを信じてよいか分からなくなるからです。ですから解像度の限界も、観測した年も、出所も、隠さずにページに書いています。
測位の前に音楽がありました。民族音楽学を学び、ピアニストとして働き、スウェーデンで即興の研究をし、ケルンでアルバムを作りました。
録音の側も、もう一つの弟子入りから来ています。五島昭彦氏に金田式DC録音を教わりました。信号の通り道のすべてに説明がつく、直結増幅の系譜です。
領域が違うだけで、作法は同じです。自分の測器が実際に何を測っているのかを知ること。きれいな結果で正直な数字を隠さないこと。
KUON GEO は GNSS と RTK、気象、宇宙天気を集めて、原本を無加工のまま保ちます。加工した層は原本の隣に作り、原本の上には作りません。
NASA と USGS のレーザー測距による火星と月の地形。2017年から毎日ためている札幌のヒグマ出没の記録。世界の公開RTK基準局の名簿を10分ごとに巡回し、誰の受信機からでも読めるように開いています。
登録は要りません。鍵も要りません。無料です。
| 名前 | 朝比奈 幸太郎 |
|---|---|
| 肩書き | 芸術家 ・ 空音開発創業者 |
| GPSとC言語 | 株式会社ジオセンス 代表取締役社長 小林一英 氏に弟子入り |
| 録音 | 金田式DC録音を五島昭彦氏に学ぶ |
| 作っているもの | KUON GEO ・ KUON MARS ・ KUON MOON ・ 空音開発 |
| 連絡先 | 369@kotaroasahina.com |