KUON GEO › データと方法論
データと方法論
このページは、私たちの信頼の契約書です。KUON GEO のすべての数字がどこから来たのか——出典・ライセンス・間隔・正確な方法を、隠さず記します。第一原則はただ一つ:測定された事実のみ。AIが作った「それらしい」ディテールを観測として混ぜることは決してせず、解像度・投影・取得日の限界も隠しません。
私たちの姿勢 — GNSS版 Organic Maps
KUON GEO は精神において GNSSにおける Organic Maps です。「地図は収穫すべき領土ではなく、道具である」という信念を共有します。アカウントなし。広告なし。第三者トラッカーなし。あなたを追いません。 公開するのは測定された事実のみ。私たちにとって測位は監視ではなくお守り——「あなたは、ここにいる」という静かな肯定です。それが「すべての存在を定義する」ということ。
原則
- 測定事実のみ。 私たちが公開するのは測定であって、捏造ではありません。AI生成のディテールを観測として提示しません。
- 原本は無加工で保持。 正規化・変換は必ず別層に。生の原本は決して書き換えません。
- 取得時に自己検証。 収集の時点で健全性を検査(例:RTCMのCRC24Q)。サイレント汚染が気づかず貯まらないように。
- 来歴を刻む。 いつ・どこから・どの方法で——すべての成果物に記録。来歴こそが記録を証拠にします。
- 三層で守る。 冗長保存・日次エクスポート・削除できない追記専用アーカイブ。一度録ったものは、失わない。
収集しているデータ
以下は毎日記録し、無加工の原本を来歴付きで保持しています。「開始」は計測の初日——記録はそこから積み上がります。
| データ | 出典 | ライセンス | 開始 | 間隔 | 目的 |
|---|---|---|---|---|---|
| RTK基準局の稼働履歴 | RTK2GO · BizStation · GeoRTK · Centipede-RTK (public NTRIP sourcetables) | Public sourcetables | 2026-07-03 | 10 min | コミュニティRTK基準局の連続的な死活記録 |
| 生のRTCM補正データ | Goodwill RTK base stations (NTRIP) | Raw originals — archived, not redistributed | 2026-07 | Continuous | 生の観測ストリーム——将来のGNSS気象学の「正解データ」 |
| クマ出没アーカイブ | City of Sapporo; Ministry of the Environment (Japan) | CC BY 4.0 / PDL | 2026-07-03 | Daily | 公式発表の正規化日次アーカイブ(記録であり、安全の保証ではありません) |
| 気象警報・注意報 | Japan Meteorological Agency (58 offices) | JMA terms of use | 2026-07-03 | 10 min | 気象庁警報の変更検知アーカイブ |
| 雨雲レーダー・格子気象 | RainViewer; Open-Meteo | Provider terms | 2026-07 | Live | 地図上のレーダーナウキャストと格子気象 |
| 衛星軌道(TLE) | CelesTrak (TLE) | CelesTrak terms | 2026-07 | Live | SGP4によるリアルタイム衛星追跡 |
| 地形タイル | GSI DEM (Japan); Mapzen/AWS Terrain Tiles | GSI / open | 2026-07 | Generated | 標高由来の陰影・3D地形 |
方法論
稼働率の測り方
公開NTRIPソーステーブルを10分毎に巡回し——1局あたり1日最大144回——各局の死活を記録します。計測開始は2026-07-03。計測7日未満の間は稼働率を表示せず(未熟で不公平な数字を出さないため)、表示窓は最大30日です。
充実度スコア(0〜12)
各局のRTCMメッセージ構成から算出します。これは局が何を配信しているか=情報の豊かさの記録であって、優劣の評価ではありません(最適な構成は用途で異なります)。旧称「感度」——受信感度との混同を避けるため2026-07に「充実度」へ改名しました。
- +3 MSM7 観測メッセージ
- +2 MSM4/MSM5 観測メッセージ
- +1 対応衛星系ごと(GPS・GLONASS・Galileo・みちびき・BeiDou)
- +2 局座標メッセージ(RTCM 1005/1006)
- +1 高品位受信機
最大12。 同じ論理を地図・ランキング・局選定で走らせているので、数字はどこでも整合します。
座標・ジオイド・偏角のモデル
座標はクライアント側でWGS84・DMS・UTM・MGRS・Plus Code・平面直角(JGD2011)・Webメルカトル・ECEF・geohashに変換。楕円体高→標高は国土地理院 ジオイド2024(日本域)。磁気偏角は世界磁気モデル WMM2025(NOAA/NGA/BGS)で全球算出します。
RINEX変換と品質
生データ→RINEX変換はRTKLIB convbin(本家)。Hatanaka圧縮はRNXCMP(国土地理院)を使用し、引用義務としてHatanaka, Y. (2008), Bull. GSI, 55, 21-30を明示します。RINEX QCは基礎統計のみ(エポック数・欠測・衛星系別)——サイクルスリップ・多重路の指標は含みません。アップロードは24時間で自動削除。
プライバシーと取り扱い
- アカウント・広告なし、第三者解析なし(Google Analytics不使用)。アクセスは自前で数え、ボットを除外し、個人を追跡しません。
- 変換系(RINEX・Hatanaka・QC)はサーバー処理でアップロードを24時間で自動削除。ビューア・トラック変換・座標表示は端末内だけで動き、一切送信しません。
出典・ライセンス
私たちはオープンデータとオープン標準の肩の上に立っています。全出典:
- OpenStreetMap contributors — ODbL — base map data
- CARTO / OpenFreeMap — Vector base map styles
- Esri World Imagery — Satellite base layer
- RTK2GO — Community NTRIP caster
- BizStation (ntrip1.bizstation.jp) — Community NTRIP caster (Japan)
- GeoRTK.jp — Community NTRIP caster (Japan)
- Centipede-RTK — Community NTRIP network (worldwide)
- City of Sapporo — Bear-sighting open data (CC BY 4.0)
- Ministry of the Environment, Japan — Bear-sighting statistics (PDL)
- Japan Meteorological Agency (JMA) — Weather warnings / advisories
- RainViewer — Weather radar
- Open-Meteo — Gridded weather
- CelesTrak — Satellite TLE
- GSI (Geospatial Information Authority of Japan) — Geoid 2024, DEM, RNXCMP
- Mapzen / AWS Terrain Tiles — Global elevation
- NOAA / NGA / BGS — World Magnetic Model WMM2025
- RTKLIB — convbin — RINEX conversion
- Hatanaka, Y. (2008), Bull. GSI, 55, 21-30 — RNXCMP / Hatanaka compression (cited)
来歴と保存
すべての原本は、来歴メタ(時刻・出典・機器・処理履歴)とともに無加工で保持します。データは三層で保存——冗長保存・日次エクスポート・削除できない追記専用アーカイブ——ゆえに一度録った「その瞬間の地球」を失いません。復元は必ず人間の判断で、災害復旧手順書に従います。
運営
KUON GEO は空音開発(Kuon R&D)のGPS・測位部門。運営は朝比奈幸太郎(本名 服部洸太郎)——北海道帯広市の音響/Webエンジニア。連絡・修正: 369@kotaroasahina.com。
引用と修正
本ページの引用例:「KUON GEO — データと方法論, kuongeo.com/data(YYYY-MM-DD 参照)」。本ページのデータは機械可読の schema.org/Dataset メタで記述しています。
局主・データ所有者は、いつでも修正・削除を依頼できます(即応します)。掲載は公開ソーステーブルとオープンデータに基づく記録です。