KUON GEO
KUON PWV · 空の水を、測る

まだ降っていない雨は、もう空にある。それを量る。

衛星の信号は、通り抜ける水蒸気のぶんだけ遅れて届きます。北海道から沖縄までの公開基準局45局で、その遅れを各局の上空に立つ水のミリメートルに変え、30秒ごとに出します。この頁にあるのは、いま空が水を抱えている場所と、この三日の動きです。

観測とその記録です。実時間から約2時間遅れ。予報でも警報でもありません。日本の予報と警報は気象庁が出しています。
いま、網の平均
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いちばん多い局
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3時間でいちばん増えた局
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前回の線状降水帯のとき
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まだ記録がありません
日本の上空、いま
25 未満mm25〜40mm40〜50mm50〜60mm60 以上mm

点が一つの局です。色はその上空の水の量、輪は3時間で3 mm 以上増えた局。点を押すと、その局の詳しい値が開きます。

西から東へ

全局を経度の順に、左の九州・沖縄から右の北海道まで並べました。日本に入る水蒸気はふつう南西から来ます。西の柱が東より高いとき、水蒸気は向かっている途中です。

三日間・全局

単位は可降水量のミリメートル。線は一本が一局。

局ごと
…
数字の読み方
10〜20 mm冬の乾いた空気30〜40 mmふつうの夏の日50〜60 mm空気が水を抱えている。大雨が起こりうる60 mm 超この地方の記録的な大雨のときに見られた水準

高い値は大雨の条件であって、大雨の予測ではありません。降るかどうかは空気を持ち上げる力と水蒸気が集まる場所で決まり、一つの局には見えません。見るべきは、複数の局で同時に速く増えるときです。

記録した事例

一行が、気象庁の線状降水帯の発表一回と、そのときこの網が測った値です。予報ではありません。二つの事実を並べています。

気象庁が日本のどこかで線状降水帯の発生を発表したとき、その時刻のこの網の値をここに記し、図に線として引きます。

HOW

衛星の信号から、水のミリメートルまで。

各基準局は衛星の生の観測を流しています。直近8時間から、大気が信号に足した余分な時間を計算し、最寄りの気圧計で乾いた空気のぶんを引き、残りを水に換算します。すべての値に、時刻、使った暦と観測点、定数を添えます。観測が無いところは埋めません。

DATA

すべての値を、開いたまま。

局ごと・UTC 日ごとに一つのファイルが /api/pwv/{局}/{YYYY-MM-DD} にあり、30秒の値に遅延・気圧・気温が付いています。三日間のまとめは /api/pwv/latest。無料、鍵なし。使うときは KUON GEO と上の出典を示してください。

基準局: 善意の NTRIP キャスター(geortk.jp、ntrip1.bizstation.jp)。暦: 武漢大学 WUM0MGXRTS(IGS 経由)。測位: PRIDE PPP-AR(武漢大学)。気圧と気温: 気象庁アメダス10分値。衛星画像: 気象庁ひまわり9号。方法: Saastamoinen 1972; Bevis ほか 1992, 1994。