KUON GEO

KUON GEO記事 › 日本の地図に何が載っているのか

日本の地図に何が載っているのか

KUON MAP には28枚の層があり、そのうち16枚が日本向けです。全国どこでも傾けて立体で見られる実測の標高、気象庁の洪水と土砂の危険度、積雪、雷、クマの出没、病院までどのくらいで着けるか。登録もアプリも要りません。地図を開いて、見たい層を重ねるだけです。
ここでは、それぞれ何が見えるのか、どこの数字なのかを並べます。

測った地形気象と災害暮らしのそばの記録人の暮らしの分布

測った地形

測量された標高です。推定でも生成でもありません。

🗻地形

陰影をつけた地形図です。ふだん平らだと思っている土地にも起伏があります。

国土地理院

🧊3D地形

全国どこでも傾けると地面が立ち上がります。川がなぜそこを流れているのか、道がなぜそこで曲がるのかが目で分かります。

国土地理院

気象と災害

気象庁が出している情報を、ほかの層と重ねられる形にしています。避難の判断そのものは、必ず自治体と気象庁の発表に従ってください。ここは重ねて確かめるための場所です。

🌊洪水キキクル

川の氾濫の危険度を色で示したものです。流域全体を一目で見ると、上流と下流のどちらから危険が上がってきているかが分かります。

気象庁

土砂キキクル

土砂災害の危険度です。地形の層と重ねると、なぜその斜面なのかが読めます。

気象庁

💧浸水キキクル

短い時間に降った雨で、道路や低地に水がたまる危険度です。

気象庁

雷ナウキャスト

雷の活動度です。1時間先までの予測が10分ごとに更新されます。

気象庁

🌀竜巻発生確度

突風が起きやすい場所の確度です。屋外の作業や飛行の前に見る層です。

気象庁

積雪の深さ

積もっている雪の深さです。北海道や日本海側では、同じ市の中でも標高で大きく変わります。

気象庁

🌫黄砂

大陸から運ばれてくる黄砂の予測です。屋外の撮影や光学の観測を予定する日に見ます。

気象庁

暮らしのそばの記録

毎日集めて、消える前に残しているものです。行政の公開情報は改訂で上書きされ、去年の姿は追えなくなります。取り続けることでしか作れない層です。

🐻クマ出没

札幌市のヒグマ出没を2017年から座標つきで記録しています。現在1,536件です。年ごとの件数、区ごとの分布、月ごとの偏りが読めます。山に近い区と市街の中心部では、傾向がはっきり分かれます。どこが危ないかを煽るための地図ではなく、いつ、どのあたりで記録されてきたかを落ち着いて確かめるための地図です。

札幌市(CC BY 4.0)・環境省

🚏バス停

全国のバス停の位置です。医療到達圏や高齢化の層と重ねると、乗り物が無いと届かない場所がどこなのかが目で分かります。

国土数値情報

死亡事故

交通事故のうち、亡くなった方が出た事案の発生地点です。件数の多い交差点や区間には、地形や見通しの共通点が見えることがあります。

警察庁

人の暮らしの分布

国勢調査と行政の公開データから作った層です。統計の表を読むのは骨が折れますが、地図に置くと一目で分かります。

👵高齢化・独居

高齢の方の割合と、ひとり暮らしの世帯の割合です。医療到達圏やバス停と重ねる使い方を想定しています。

国勢調査

🏥医療機関

病院と診療所の位置です。

国土数値情報

🚑医療到達圏

医療機関まで、どのくらいの時間で着けるかを面で示したものです。線を引いた距離ではなく、実際に通れる道をたどって計算しています。山あいでは、直線ではすぐ近くに見えても到達には長くかかる場所があります。

国土数値情報から算出

🏙人口集中地区

人口が密集している地区の範囲です。都市と農村の境目が、行政の区切りとは違うところにあることが分かります。

国勢調査

世界共通の層

同じ地図には、日本の外でも使える層も載っています。天気、ライブカメラ、地震、可視衛星、オーロラ、RTK基準局、電波品質、海底地形、等深線、海底陰影、海面水温、海洋熱波。地震は5分ごとに更新しているので、多くの人が知りたい「いま、どうなっているか」に答えられます。 /stations/country

レイヤーの出典はすべて公的機関の公開データです。二次利用の条件は日本のオープンデータのページに、層ごとにまとめてあります。避難や安全にかかわる判断は、必ず自治体と気象庁の発表に従ってください。