KUON GEO

KUON GEO › 現場 › ブエノスアイレスの地図

青いタンゴ礁 tango.blue

ブエノスアイレスの地図

青いタンゴ礁(tango.blue)は、ブエノスアイレスの公共交通とアルゼンチンの見どころを1枚にまとめた地図を出しています。青いタンゴ礁は空音開発とは別の事業で、地図の作り方のうち、走った跡から経路を組み立てる方法と二層のデータの設計を KUON GEO が提供しています。ブラウザで開くだけで使えます。入れるものはなく、登録も要りません。

この地図でできること

レイヤー中身
動くバス市内を走る全コレクティーボの現在位置。25秒ごとに更新。実測で5,000台以上が同時に動きます
バス停6,962か所。押すと、そこに来る路線と次のバスまでの分が出ます
現在地と最寄りのバス停いる場所から900 m以内の停留所を近い順に6件
経路案内出発地と目的地を指定すると、徒歩・自転車・車に加えて何番のバスに乗るかを出します。直通が無ければ乗り換え1回も探します
地下鉄(スブテ)6路線90駅を公式の路線カラーで
治安市が公開している犯罪データを地区ごとに色で
ヒストリーマップアルゼンチンの歴史の出来事84件を、起きた場所に時代別の色で
カフェ・ノタブレス市が指定して保護している歴史的なカフェ83軒
そのほかエコビシ、観光地62件、ライブカメラ、雨雲レーダー、3D地形、公立病院、メンドーサのワイナリー

出典は、ブエノスアイレス市の API Transporte(30秒ごとの車両の位置)、アルゼンチン交通省が公開している都市圏の路線形、市の停留所台帳、OpenStreetMap です。

使い方

  1. 地図を開きます。アプリは要りません。
  2. 左のレイヤーの一覧から、見たいものを選びます。必要なものだけを重ねられます。
  3. 「バス停 (次のバスまで何分)」を入れて、停留所を押します。そこに来る路線と、次のバスまでの分が出ます。路線番号を知らなくても選べます。
  4. 「現在地と最寄りのバス停」を入れると、いる場所から近い順に6件出ます。位置情報は、このレイヤーを入れたときだけ使います。
  5. 出発地と目的地を地図で指定すると、乗る路線と歩く距離が出ます。

バスで覚えることは3つだけです

路線が138系統あり、同じ番号でも行き先が枝分かれします。路線図だけで理解するのは難しい交通です。ただし仕組み自体は単純です。

1つめ。運賃は現金で払えません。SUBE という交通カードが要ります。地下鉄の窓口、SUBE の表示があるキオスク、空港の窓口で買えます。外国人でも登録なしで使えます。

2つめ。バス停で待っていても止まりません。乗りたいバスが見えたら腕を横に出して合図します。これが最も多い失敗です。

3つめ。乗ったらまず運転手に行き先を告げます。距離で運賃が変わるため、運転手が金額を入れてからカードをかざします。降りるときは降車ボタンを押します。

KUON GEO が提供しているもの

青いタンゴ礁の編集と公開は青いタンゴ礁が行い、KUON GEO は方法を提供しています。提供しているのは2つです。

1つめは、二層のデータの設計です。市の実況 API から受け取った位置は加工せずに原本として持ち、経路や停留所の対応など派生したものは別の層に作ります。基準局の一覧も、走っているバスの現在位置も、同じ作り方です。十勝で走ったログの高さが122 mずれていたのを見つけられたのも、原本をそのまま残していたからです。作り替えてしまうと、後から確かめられません。

2つめは、走った跡から経路を組み立てる方法です。30秒ごとの位置を車ごとの走った跡にまとめ、系統と方向ごとに背骨となる1本を選び、30 m刻みに密にして国の路線形と重ね、点の75%以上が乗る番号をその系統の番号にします。沿線の停留所は背骨から40 m以内の市の台帳から付け、20分ごとに変わった系統だけを作り直します。決まらない系統は番号を付けずに保留します。

作り方の全文と限界は、青いタンゴ礁のこの地図の作り方にあります。両方の事業の創業者は朝比奈幸太郎です。現地の取材と写真は大長志野が担当し、地図とバスのデータには関わりません。